サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家キムさん:IPO初値がシンジケートカバーで付くパターンも

発行済 2016-07-06 15:37
更新済 2016-07-06 16:00
【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家キムさん:IPO初値がシンジケートカバーで付くパターンも
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家キムさん(ブログ「IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記」の著者)が執筆したコメントですフィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております

----

※2016年7月6日11時に執筆

IPO銘柄の初値形成において公開価格を割ることがたまに起こります6月29日上場の2銘柄は解りやすい展開で初値が付いているので参考までに考えてみます

コメダホールディングス {{|0:}}の初値は1,867円でした公開価格は1,960円なので騰落率は-4.74%と残念な結果に終わっていますここで1,867円という初値で決着した理由について調べると、訂正有価証券届出書からオーバーアロットメント4,000,000株の実施と「主幹事引受価格1,867.88円」という数値が導き出せます

オーバーアロットメントが実施され、シンジケートカバー取引により下値で支えている事が伺えますこの事をあらかじめ解っていると、株価が公開価格を割ってしまった場合の参考値になります公募株を取得した投資家のみならず、初値買いをされる方にも参考になる数値です
ソラストも同じように、公開価格1,300円、初値1,222円で騰落率は-6.00%でしたまたオーバーアロットメント1,475,000株の実施を行い、「主幹事引受価格は1,222円」です

この様に、主幹事が実施したオーバーアロットメント(第三者割当増資)により、逆にシンジケートカバー取引が行われ過度の株価下落をさせない働きがあります
小型のIPOでは公開価格を割る事は少ないですが、吸収金額が大きな銘柄において今回のような事が起こる場合もあり得るのは覚えておきましょう

ところでLINE
がどうなるのか心配だという方は訂正有価証券届出書を見るとよいでしょう発表は7月11日になるかと思われます

----

執筆者名:キムさん
ブログ名:IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます