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東京ゴムの地合いは強い? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

発行済 2018-03-28 09:33
更新済 2018-03-28 10:00
東京ゴムの地合いは強い? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
皆様こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
先週末の上海ゴムは大きく下げましたね。
5月限と9月限が共にストップ安となりました。
そして3月26日の上海ゴムも大幅下落となりました。
しかし東京ゴムの値動きは異なっているようです。
今日は気になる天然ゴム市場についてのレポートをご紹介します。


レポートでは、『先週末の上海ゴムの暴落が、「4カ月に一度の取引中心限月の移動」によるものだけに、そうした急落に東京ゴムが追随しなくなってきたことは注目でしょう』と伝えています。


さらに、『これが、天然ゴム市場に対する強力な弱材料の出現で上海ゴムが急落したのであれば、東京ゴムも追随したでしょう。
しかし、東京ゴム市場では、「4カ月に一度の取引中心限月の移動による上海ゴムの内部要因に追随するのは危険」と判断したのかもしれません』と分析しています。


またヘッジャーの立場の当業者は、『東京ゴムが輸入採算価格を大幅に下回ると、「下値は限定的」と考えるべきかもしれません。
そして、先週末の夜間取引で上海ゴムが5%ほど大幅下落しましたが、それでも小幅高となってきた今朝からの東京ゴムは、「地合いが強まってきた」と考えるべきかもしれません』との見解となっています。


加えて、上海ゴムの取引中心限月については、『昨年7月の安値と先週末の安値でダブルボトムを形成する可能性も高まってきました。
そして、上海ゴムの取引中心限月が先週末に1万830元まで下落したことにより、下値追いに対する達成感が高まってきたようにも感じられます』とまとめています。


東京ゴム、上海ゴムの値動きを注意しつつ、買い場探しも一考ではないでしょうか。


上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の3月26日付の「天然ゴム市場」「天然ゴム市場パート3」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。


三井智映子の「気になるレポート」は各種レポートを三井智映子の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合があります。
詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。


フィスコマーケットレポーター 三井智映子


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