[ロサンゼルス 20日 ロイター] - 人気スパイ映画「007」シリーズの最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」のワールドプレミアが9月下旬になると、20日発表された。新型コロナウイルス流行で4回目の公開延期になるとみられていた。
公式ツイッターアカウントによると、プレミア試写会は9月28日にロンドンで行われる。英国では30日に、米国では10月8日に封切られる予定。
同作品は当初、昨年4月に公開予定だったが、新型コロナ流行を受けて3回にわたり公開が延期されてきた。
製作費が2億ドルとされる同作は、ダニエル・クレイグがボンド役を演じる最後の作品で、この秋最も期待される大型作品の一つ。ただ、デルタ株の感染拡大が米国など世界で増加しており、観客が安心して映画館に足を運べるか懸念されている。