[マンチェスター(英国) 21日 ロイター] - 国際サッカー連盟(FIFA)は、ロシアのウクライナ侵攻の影響を受けた外国人選手などへの特例措置を延長することを発表した。
ウクライナのクラブと契約している外国選手や監督は2月のウクライナ侵攻以来、その多くが避難しており、2カ月後にリーグ戦が始まっても戻れるか不透明な状況にある。
そのため、FIFAは両国で活動する外国選手などが所属クラブの合意なしでも2023年6月まで契約を一時中断することを認め、復帰を遅らせることを可能にした。
また、事情に詳しい関係筋によると、ウクライナやロシアでプレーする外国選手が契約を一時中断した場合、23年6月30日までは「自由契約」と見なされ他国で契約を結べる。