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ウクライナからさらに穀物船2隻出港、黒海の3港目が稼働開始

発行済 2022-08-08 16:23
更新済 2022-08-08 16:27
© Reuters.  8月8日、ウクライナの黒海の港から2隻の穀物船が出港した。写真はチョルノモルスク港に到着したバルバドス籍の一般貨物船「Fulmar S」。7日撮影(2022年 ロイター/Serhii Smolient

[イスタンブール 8日 ロイター] - ウクライナの黒海の港から8日、2隻の穀物船が出港した。ウクライナ産穀物の輸出再開に向けた合意以降、出港した貨物船は10隻となった。

トルコ国防省によると、ピウデンニー港から大豆1万1000トンを積んだ貨物船がイタリアに向けて出港。チョルノモルスク港からはトウモロコシ4万8458トンを積んだ船がトルコ南部イスカンデルンに向けて出港した。

© Reuters.  8月8日、ウクライナの黒海の港から2隻の穀物船が出港した。写真はチョルノモルスク港に到着したバルバドス籍の一般貨物船「Fulmar S」。7日撮影(2022年 ロイター/Serhii Smolientsev)

ウクライナのクブラコフ・インフラ相も、2隻の出港を確認し、協定で使用が再開されることになっていた3つ港の一つ、ピウデンニーがようやく稼働開始したと述べた。

最初に出港した船「Razoni」は6日にレバノンに到着する予定だったが、リフィニティブのデータによると現在トルコ南岸沖に停泊している。

ウクライナのインフラ省は6日、ロシア侵攻開始以降で初めてチョルノモルスク港に入った外国船籍のばら積み船は、荷積みの準備が整ったと明らかにした。

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