[6日 ロイター] - 米フィラデルフィアの第3巡回区控訴裁判所は6日、大手情報技術(IT)企業アルファベット (O:GOOGL)傘下のグーグルと原告団との間で争われていたプライバシーを巡る訴訟で連邦地裁が承認した和解案について、公正、妥当かつ十分とは言えないとして地裁に差し戻す決定を下した。
この集団訴訟は、ブラウザに搭載された「クッキー」を利用した個人情報の収集がプライバシーの侵害に当たるとして、利用者らがグーグルを相手取って起こしていたもので、デラウェア州連邦地裁は2017年、グーグルがブラウザ「サファリ」のクッキー使用を停止し、原告団に550万ドルを支払う和解案を承認していた。 OLJPTEC Reuters Japan Online Report Technology News 20190806T211227+0000