[18日 ロイター] - 中国の大手検索サイト百度(バイドゥ) (O:BIDU)が18日発表した第1・四半期決算は、市場予想を上回った。また、同時に示した第2・四半期の売上高見通しは、アナリスト予想を上回った。発表を受けて同社の米国市場上場株は時間外取引で5%上昇した。
ロビン・リー最高経営責任者(CEO)は声明で「(新型コロナウイルスの)パンデミックが中国で抑制されるなか、オフラインの活動が回復しており、バイドゥは中国経済の再開の恩恵を受ける」と説明した。
第2・四半期の売上高予想は、250億─273億元。リフィニティブのアナリスト予想平均は255億5000万元。
第1・四半期決算は、売上高が225億5000万元(31億7000万ドル)と、前年同期の241億2000万元から減少した。ただ、アナリスト予想(219億3000万元)は上回った。
調整後の1株当たり利益は8.84元で、アナリスト予想の3.99元を大きく上回った。 OLJPTEC Reuters Japan Online Report Technology News 20200518T223707+0000