🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

ソフトバンク、楽天モバイルによる営業秘密の利用停止求め提訴へ

発行済 2021-01-12 11:29
更新済 2021-01-12 11:36
© Reuters. ソフトバンク、楽天モバイルによる営業秘密の利用停止求め提訴へ

[東京 12日 ロイター] - ソフトバンクは12日、楽天傘下の楽天モバイルに転職した人物の持ち出した営業秘密が楽天モバイルの事業で利用されないよう、営業秘密の利用停止と廃棄などを目的として民事訴訟を提起する予定だと発表した。

ソフトバンクは同日、2019年末に退職して楽天モバイルに勤務する人物が警視庁に不正競争防止法違反の容疑で逮捕されたと発表。ネットワーク構築業務に従事していた元社員が、退職申告から退職までの期間に、第4世代(4G)と5Gのネットワーク用基地局設備、基地局同士や基地局と交換機を結ぶ固定通信網に関して、営業秘密に該当する技術情報を不正に持ち出していたと20年2月に判明し、ソフトバンクは警視庁へ被害を申告して捜査に協力してきたと説明している。

© Reuters. ソフトバンク、楽天モバイルによる営業秘密の利用停止求め提訴へ

元社員が利用する楽天モバイルの業務用PC内にその営業秘密が保管されており、ソフトバンクは「楽天モバイルが当社営業秘密を既に何らかの形で利用している可能性が高いと認識している」としている。引き続き、捜査に全面的に協力し、元社員への損害賠償請求を含めた措置も視野に対応を検討していくという。

楽天モバイルは「当該社員は在籍しており、詳細を確認中。当局の捜査には全面的に協力していく」とコメントしている。

顧客の個人情報や通信の秘密に関わる情報などは、元社員が持ち出した営業秘密の中には「一切含まれていない」という。業務用端末の利用ログ全般を監視するシステムの導入などを通じ、再発防止の取り組みを進めているとした。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます