🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

中国動画投稿アプリ快手がIPOの仮条件設定、最大54.2億ドル調達

発行済 2021-01-25 13:21
更新済 2021-01-25 13:27
© Reuters. 中国動画投稿アプリ快手がIPOの仮条件設定

[香港 25日 ロイター] - 中国の動画投稿アプリ大手、快手科技が香港での新規株式公開(IPO)の公開価格の仮条件を105─115香港ドルに設定したことがロイターが確認したタームシートで明らかになった。調達額は最大54億2000万ドルとなる。

香港市場では過去1年余りで最大規模のIPOとなる。3億6520万株を公開する計画で、仮条件下限での調達額は49億5000万ドル。同社にはインターネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が出資している。

快手はコメントの要請に応じていない。

IPOではグリーンシューオプションを行使して上場後30日以内に追加で5478万株を売却することが可能。実際に行使すれば調達額は57億─62億ドルに拡大する。

タームシートによると、グリーンシュー行使前の企業価値の評価額は556億─600億ドル。行使されれば時価総額は563億─617億ドルになる。

キャピタル・グループを筆頭に中核的(コーナーストーン)投資家10社が24億5000万ドル相当の株を取得する。

快手の調達額が62億ドルに達すれば、ここ数年のIPOで最大規模だった2019年9月のバドワイザー・ブリューイング・カンパニーの57億5000万ドルを抜く。

それ以前は、通信基地局の中国鉄塔(チャイナタワー)が18年8月に74億ドルを調達している。

快手がレンジ上限で資金を調達すれば、世界のデジタル企業としては、米配車サービスのウーバー・テクノロジーズによる19年5月の81億ドル以来の大きさとなる。

© Reuters. 中国動画投稿アプリ快手がIPOの仮条件設定

快手の公開価格は29日に決定する予定で、香港市場での取引は2月5日に開始する。

エキタスの調査部門トップ、スミート・シン氏は「同社は2019年に販管費を増大させて以降、赤字が続いているが、こうした支出は今後数年間で元に戻り、状況次第では黒字化するだろう」と指摘。「国内および世界の競合他社の状況からみて、快手のIPO価格からの上昇余地は相当あると考える」と述べた。

*内容を追加し、カテゴリーを一部変更しました。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます