[ワシントン 7日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は7日、米軍の空爆で殺害されたイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官は平和目的でイラクの首都バグダッドを訪れていなかったとし、同司令官が画策していた攻撃は「より多くの米国人の死につながる可能性があった」と語った。
ポンペオ長官は会見で「ソレイマニ氏が平和に向けた任務遂行のためイラク・バグダッドを訪れたいたと歴史は示しているだろうか」と疑問を呈し、「それが真実ではないのは周知の事実だ」と言明した。
さらに「ソレイマニ司令官は中東地域におけるテロ活動を続けていた」とし、昨年12月27日に発生したイラクの軍基地へのロケット弾攻撃を画策したのがソレイマニ司令官だったと述べた。同攻撃では民間業者の米国人1人が死亡した。