[東京 4日 ロイター] - 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は4日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う五輪中止の可能性について記者団から質され、「全く考えていない」と表明した。同時に「状況は日々変化する」とも述べ、柔軟に対応する姿勢を強調した。
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長からは「7月24日の五輪開幕を確信している」との心強い言葉をもらったと明らかにした。
ロイターの調べによると、新型ウイルスの国内感染者はこれまでに1000人を突破。うち706人がクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客乗員となっている。感染による死者数は計12人で、うち6人がクルーズ船の乗客乗員。