[アテネ 25日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は25日、今夏予定されていた東京五輪の延期について、「何千もの」ロジスティックかつ金銭上の問題に直面するとしつつも、2021年7─8月よりも前の開催が可能との認識を示した。
バッハ会長は記者会見で「遅くとも来夏までに開催したい旨で合意した」とし、「夏季のみに限定されない。21年夏も含め全ての選択肢を検討する」と語った。
安倍晋三首相は前日、バッハ会長と電話会談し、7月に予定されていた東京五輪を1年程度延期し、遅くとも2021年夏までに開催することで合意した。