[北京 9日 ロイター] - 中国商務省は9日、米国と欧州連合(EU)から輸入するシームレス(継ぎ目無し)合金鋼鋼管の一部に課している反ダンピング関税について、見直しの結果、5月10日から5年間延長すると発表した。
商務省は当初、2014年から19年5月まで、この反ダンピング関税を適用。19年6月に同関税の延長と税率の大幅引き上げを決めた。[nL4N23L19Q]
商務省によると、米企業では、鉄鋼加工のワイマンゴードンの製品などに101─147.8%の関税を適用。EUの企業では、仏バローレック (PA:VLLP)の子会社2社などに57.9─60.8%を適用している。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200511T010936+0000