サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

「トランプ効果」は報道の自由にマイナス、国連報告者が批判

発行済 2020-07-14 06:08
更新済 2020-07-14 06:09
© Reuters. 「トランプ効果」は報道の自由にマイナス、国連報告者が批判

[ジュネーブ 13日 ロイター] - 言論と表現の自由に関するデービッド・ケイ国連特別報告者は13日、米ホワイトハウスによるメディアへの「猛攻撃」を批判し、世界の報道の自由に対するマイナスの「トランプ効果」が及んでいるとの認識を示した。

月末に6年の任期満了を迎えるケイ氏は最後となる記者会見で、トランプ大統領の退任後、米ジャーナリストへの「攻撃」が終わることを望むとし、「この特定の大統領によるメディアへの対応が過去4年間における主要課題だったことは明白だ。メディアを中傷し、表現の自由を傷つけた」と語った。

記者批判や虚偽情報の拡散、保守派メディア機関との連携などがメディアへの猛攻撃に当たると述べた。

© Reuters. 「トランプ効果」は報道の自由にマイナス、国連報告者が批判

世界の報道の自由への影響については「明らかにトランプ効果が発生しており、非常にマイナスの効果だ」と強調。過去の米政権は報道機関への攻撃に対しより否定的だったとし、サウジアラビア人記者のジャマル・カショギ氏殺害事件に言及し、トランプ政権が世界的な「放任主義」を生み出したとの認識を示した。

ホワイトハウスのディア報道官はロイターに対し「トランプ政権ほど透明性の高い政権はかつて存在しなかった。全てのニュースが公正かつ正確であることに期待を寄せる」とした上で、「トランプ大統領はうそに屈することはない」との声明を発表した。

ケイ氏はまた、中国の「表現の自由に対する極めて抑圧的なアプローチ」を批判。さらに、国名は明確にしなかったものの、「虚偽情報の抑制を口実に情報の自由な流れを弾圧する」政府の対応は新型コロナウイルス感染を巡る状況の悪化につながったとし、懸念を表明した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます