[21日 ロイター] - エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズ (N:BKR)が発表した8月21日までの週の米国内石油・天然ガス掘削リグ稼働数は3月以来初めて増加した。原油価格が過去最安値の水準から回復する中でシェール生産業者が掘削を再び開始した。
リグ稼働数は過去最低だった前週から10基増の254基。前週までは15週連続で過去最低を更新していた。
石油リグ稼働数は11基増の183基。増加幅は1月17日までの週以来の大きさ。天然ガスリグ稼働数は1基減の69基となった。
米WTI原油先物 (CLc1)は4月に付けた過去最安値からは120%超上昇したものの、まだ年初の水準を約32%下回っている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200823T221347+0000