[ワシントン 28日 ロイター] - 米下院外交委員会は28日、ポンペオ国務長官が国務省のリソースを政治的に不当利用したとされる一連の事案を巡り、議会からの召喚要請を拒否しているとして、議会侮辱罪に問う方針を明らかにした。
エンゲル委員長は、ポンペオ氏が法律や規則を驚くほど軽視しており、まるで自分が統括する事務所や省庁、職員および税金を個人的、政治的利益のために自由に使ってよいと考えているようだと批判した。
エンゲル氏は先月、ポンペオ氏がトランプ大統領の政敵を攻撃するため、共和党主導の上院委員会による中傷活動を支援し、国務省のリソースを不当利用したとして、調査のため召喚状を発出。ポンペオ氏は2委員会宛てに1万6000ページに上る資料を作らせたほか、先週には世界各国の国務省職員らに追加情報を集めるよう指示したという。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200828T210907+0000