[ワシントン 4日 ロイター] - トランプ米大統領の陣営は4日、ジョージア州チャタム郡に対し、大統領選で到着期限後に届いた郵便投票が集計に含まれないよう仕分けの徹底を求める訴訟を起こしたと明らかにした。
同陣営が公表した裁判資料によると、訴訟では裁判所が同州チャタム郡の選挙管理委員会に対し、投票日の午後7時よりも後に受け取った投票用紙の仕分けを命じるよう求めている。
選対副本部長を務めるジャスティン・クラーク氏は声明で、ジョージア州法では郵便投票は選挙当日の午後7時までに受け取らなければ集計されないと明記されていると指摘した。
トランプ陣営は、ミシガン州とペンシルベニア州で票の集計停止を求めて提訴しており、ウィスコンシン州では再集計を求める考え。[nL4N2HQ61A]
民主党の弁護士、マーク・イライアス氏はツイッターに「トランプ陣営は米国の各地で複数の根拠のない訴訟を提起している。だまされてはならない」と投稿。「トランプ陣営は敗北したと分かっている。これが唯一の残された手段だ」とした。
*見出しの「票の集計停止」を「期限後到着の票排除」に修正し、第1段落を書き換えました