[ブラジリア 4日 ロイター] - ブラジルのボルソナロ大統領は4日、接戦となっている米大統領選の行方に関するコメントを控えながらも、トランプ大統領への支持を改めて表明した。また、民主党候補のバイデン前副大統領が当選すれば、アマゾン森林開発などの内政に干渉してくるだろうとの考えを示唆した。
ボルソナロ大統領は集会で、「私の立場は周知の通り。明らかにトランプ大統領を支持しており、再選を願っている」と述べた。
また、「(バイデン氏は)これまでに2度、アマゾンに言及している。(こうした)内政干渉はブラジルのために望ましいだろうか」と語った。
ボルソナロ大統領はトランプ大統領を模範としており、「トロピカルトランプ」と呼ばれるのを気に入っている。
2人の関係筋は3日、ロイターに、ボルソナロ大統領は国内の側近から、トランプ氏の勝利を祝福するのは公式な結果が出るまで待つよう進言されていると明かした。