40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米最高裁、激戦4州の結果無効化の訴え退ける トランプ氏に打撃

発行済 2020-12-12 15:21
更新済 2020-12-12 15:27
© Reuters. 米最高裁、激戦4州の結果無効化の訴え退ける トランプ氏に打撃

[ワシントン 11日 ロイター] - 米連邦最高裁は11日、大統領選の激戦4州の結果の無効化を求めた訴えを退けた。最高裁は8日にも、ペンシルベニア州の郵便投票の無効化を求めた訴えも退けている。いまだに敗北を認めず「選挙は盗まれた」と主張するトランプ大統領が法廷闘争を続けるのは難しい状況となった。

訴訟は、民主党のバイデン氏が制したジョージア、ミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンの4州で選挙手続きが不当に変更されたとして、投票の無効化を求めてテキサス州司法長官(共和党)が8日に起こした。ミズーリ州など17州、共和党の下院議員100人余りが支持し、トランプ氏も介入する構えをみせていた。

連邦最高裁は11日、テキサス州は、他州の選挙手続きについて訴訟を起こす法的地位を有さないとし、原告適格がないと指摘した。

14日には全米で選挙人投票が行われ、バイデン氏の当選を正式に認定する見通しだ。

<まさかの門前払い>

トランプ氏は、選挙前から、決着は最高裁になるかもしれないと語っていた。その心づもりの裏には、最高裁判事の陣容がある。

トランプ氏は任期中に、3人の最高裁判事を指名、3人目のエイミー・バレット氏は選挙目前の10月下旬に就任した。最高裁判事9人のうち6人が保守派となり、トランプ氏は、選挙結果を巡り法廷闘争になっても、最高裁で勝てるとにらんでいた。

ところが、今回のテキサス州司法長官が起こした訴訟では、バレット氏のほか、トランプ氏が据えたニール・ゴーサッチ、ブレット・カバノー両判事も却下に回った。

ホワイトハウスのマケナニー報道官は、フォックス・ニュース・チャンネルに対し「彼ら(最高裁判事)は逃げた。手続きの背後に隠れ、憲法を執行する権限を行使するのを拒んだ」と述べた。

バイデン氏の報道官は、トランプ氏の選挙結果を覆そうとする「根拠のない試み」を最高裁が却下したことに「驚きはない」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます