[シンガポール 14日 ロイター] - サウジアラビアのエネルギー省は14日、西部ジッダの港に停泊中の石油タンカーが爆発物を積んだボートに攻撃され、小規模な火災が発生したと発表した。攻撃を仕掛けたのが何者かについては明らかにしなかった。
シンガポールに拠点を置く輸送会社ハフニアは、同社の石油タンカーがジッダ港で外部からの攻撃を受け爆破し、火災が発生したと確認した。船体の一部が破損したものの、乗組員に負傷者はいないとした。
国営メディアによると、エネルギー省の報道官は「主要設備や施設を標的としたテロ・破壊行為は、世界のエネルギー供給の安全や安定を脅かす」と非難した。
サウジでは先月にも、イエメンとの国境に近い紅海のターミナルでギリシャの海運会社が運航する石油タンカーが爆発する事件が発生している。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201214T160221+0000