[ロンドン 17日 ロイター] - 英オックスフォード大学は17日、製薬大手アストラゼネカと共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、全量投与後に半量を投与する場合よりも2回の全量投与の方が良好な免疫反応が得られたと発表した。
同ワクチンの臨床試験(治験)の中間発表では、半量投与後に全量を投与する場合の方が2回の全量投与よりも高い有効性が示されたが、これを証明するには多くの作業が必要とみられている。
この日公表された第1・2相臨床試験の詳細では、半量投与後に全量を投与する場合について言及されていない。
オックスフォード大は、初期臨床試験で2回の全量投与と全量投与後の半量投与の2つの投与方法を調査し、双方とも1回の投与よりも強い免疫反応が示されたが、2回の全量投与の方がより強かったとした。