40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

マレーシア中銀、政策金利据え置き 感染状況注視

発行済 2021-01-20 16:35
更新済 2021-01-20 20:45

[クアラルンプール 20日 ロイター] - マレーシア中央銀行は20日、予想に反して政策金利を過去最低の1.75%に据え置いた。現在の金融政策スタンスは「適切かつ緩和的」との認識を示した。

ロイター調査では、エコノミスト15人のうち5人が据え置きを予想したもの、大半は利下げを予想していた。

マレーシア経済は昨年、新型コロナウイルス流行で10年ぶりにリセッション(景気後退)に陥った。第3・四半期には行動規制緩和で回復の兆しがみられたものの、政府は今月再び規制を導入した。

中銀は2021年について声明で「目先の成長はコロナ規制の影響を受けるものの、昨年ほど深刻にはならない」として、第2・四半期以降は成長が軌道に乗るとの見通しを示した。

ただ、全体の見通しは引き続き感染再拡大やワクチン接種の遅れなどの「下押しリスク」に左右されると警戒感を示した。

「持続可能な」景気回復に向け政策を「適切に」活用する考えも明確にした。

また別の声明では、金融機関が準備預金に国債を活用する期限を5月31日から来年の12月31日まで延長することも発表した。

政府は13日から首都と5州に14日間のロックダウン(都市封鎖)を導入した。またムヒディン首相は、150億リンギ(37億1000万ドル)相当の追加経済対策を策定する方針を明らかにした。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、アレックス・ホルムズ氏は、現在導入されているロックダウンは、主要産業の操業を認めているため、経済への打撃はある程度抑えられるだろうが、目先の見通しは暗く、次回3月の会合で25bpの利下げがあるとみている。

*内容を追加しました。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210120T073422+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます