[ブリュッセル 11日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、新型コロナウイルスワクチンの輸出に際しEU側の事前承認取得を製薬企業に義務付けた制度を、6月末まで延長した。
同制度はEUに必要なワクチンを確保するため1月末に導入され、3月末を期限としていた。
これまでに31カ国に向けた249件(接種3400万回分)の輸出申請を承認した。8件が承認待ちになっているという。
EUは先週、初めてこの制度を正式に発動し、オーストラリア向けのワクチン輸出を差し止めた。
*情報を追加しました。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210311T100851+0000