40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

アストラワクチン接種再開相次ぐ、英仏首相も 北欧は慎重

発行済 2021-03-20 01:56
更新済 2021-03-20 05:46
© Reuters. アストラワクチン接種再開相次ぐ、仏首相は生放送で接種 北欧は慎重

[アムステルダム/ロンドン/ローマ/ジュネーブ 19日 ロイター] - 欧州規制当局が英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンが「安全かつ有効」との認識を示したことを受け、フランスやドイツ、イタリアなどの欧州各国のほかインドネシアなどが19日、同社製ワクチンの接種を再開、もしくは再開する方針を表明した。

欧州連合(EU)の医薬品規制当局である欧州医薬品庁(EMA)は18日、アストラ製ワクチンについて、接種後に血栓ができるなどの報告事例に関する調査を行った結果、引き続き利点がリスクを上回るという「明確な」結論に至ったと表明した。

英国ではジョンソン首相が19日、1回目のアストラ製ワクチン接種を受けた。ジョンソン氏は約1年前に新型コロナに感染し、集中治療室で酸素吸入を受けた。

フランスでも、カステックス首相がアストラ製ワクチンを接種する様子をテレビで生中継し、同ワクチンへの信用回復に努めた。

仏保健当局は接種再開に当たり、アストラ製ワクチンの接種対象を55歳以上とする方針を発表。若年層で血栓ができるリスクが高いことへの懸念が背景にある。

ドイツでも19日朝、3日間停止していたアストラ製ワクチンの接種を再開。スペインとオランダは来週から接種を再開する計画。

また、イタリアのドラギ首相もアストラ製ワクチンを受ける考えを示した。

一方、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーは、接種再開の判断にはさらなる時間が必要とし、慎重な姿勢を維持した。

欧州以外では、カナダがアストラ製ワクチン接種に支持を表明したほか、インドネシア保健当局は「新型コロナ感染症による死亡リスクの方がはるかに高い」とし、週明け22日から接種を再開すると発表した。

こうした中、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、アストラ製ワクチンの接種を各国に呼び掛け、ワクチン平等分配のための枠組み「COVAXファシリティー」で同社製が9割以上を占めていることから「特に重要だ」と述べた。

*情報を追加しました。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます