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ブラジル大統領、慢性しゃっくりで入院 18年の刺傷事件原因か

発行済 2021-07-15 05:49
更新済 2021-07-15 05:55
© Reuters. ブラジルのボルソナロ大統領は14日、慢性的なしゃっくりの原因を調べるために入院した。6月29日、ブラジリアで撮影(2021年 ロイター/Adriano Machado/File Photo)

[ブラジリア  14日 ロイター] - ブラジルのボルソナロ大統領(66)は14日、慢性的なしゃっくりの原因を調べるために入院した。

大統領府が発表した声明によると入院先は首都ブラジリアの軍病院。24─48時間にわたり観察下に置かれる見通しで、この間ずっと入院しているとは限らないという。声明は「体調は良い」とした。

現地のニュースサイトG1はこの日、ボルソナロ氏が朝方に腹痛を訴え、医療検査のため入院したと報じた。

ボルソナロ氏は8日のソーシャルメディアでの国民向け演説で、自分の考えを述べるのに苦労する局面があった。1週間しゃっくりに苦しんでいたと述べた。

ボルソナロ氏の健康状態は任期中、問題だった。同氏は2018年に、選挙遊説中に腸を刺されて死にそうになり、何度も手術を受けた。ボルソナロ氏支持派の連邦議員ビア・キシス氏はツイッターでこの日、ボルソナロ氏の入院が「18年の刺傷事件による結果」と投稿した。

ブラジル主要紙グロボは、18年にボルソナロ氏を手術した外科医アントニオ・ルイス・マセード氏が大統領に同行するようにブラジリアに呼ばれたと報じた。

ボルソナロ氏は昨年7月に新型コロナウイルスに感染したが、その後回復。ここ数カ月、公の場でせきが多かった。

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