[ソウル 10日 ロイター] - 韓国政府は10日、午後4時に予定されていた南北間の直通通信回線(ホットライン)の定時連絡に、北朝鮮が応じなかったと明らかにした。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)はこの日、金正恩朝鮮労働党総書記の妹である金与正(キム・ヨジョン)党副部長の談話として、米国と韓国は自滅的な軍事演習を行うことによって安全保障上のさらなる脅威に直面すると警告していた。
北朝鮮は7月下旬、昨年から途絶えていた韓国とのホットライン再開で合意。1日2回のペースで連絡を取り合っていた。
韓国の統一省と国防省によると、朝の連絡では応答があったが午後の連絡ではなかった。