[モスクワ 25日 ロイター] - ロシア国防省は25日、米ミサイル駆逐艦アーレイ・バークが黒海に入ったのを受け、ロシア軍が監視を行っていると明らかにした。タス通信が伝えた。
米第6艦隊は、同艦の黒海入りは定期的な監視のためで、「この極めて重要な国際海域の安全と安定を確保するため、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国やパートナー国と共同で活動する」と声明で説明した。
ロシアは前日、黒海で軍用機や軍用艦を使って軍事演習を行ったと明らかにしており、ウクライナも最近、軍事演習を実施した。軍事活動の活発化で地域の緊張は高まっている。