[マニラ 17日 ロイター] - フィリピン選挙管理委員会は17日、今年の大統領選に立候補しているフェルディナンド・マルコス・ジュニア(通称ボンボン・マルコス)元上院議員の立候補資格取り消しを求めた申し立てを却下した。
元大統領の息子のマルコス氏に対しては、これ以外にも立候補の取り消しを求める複数の訴えが起こされており、選挙管理委員会が対応を進めている。
今回却下されたのは、税務犯罪で有罪判決を受けた過去があるため、大統領選の立候補資格がないとの訴え。原告側の弁護士は選挙管理委員会に再度審理を求めるとしている。マルコス氏のスポークスマンは決定に感謝すると表明した。
マルコス氏は世論調査でトップを走っている。投票は5月9日に行われる。