[ロンドン 5日 ロイター] - 英国のエリザベス女王(95)が6日に即位70年を迎えるのに合わせて一連の祝賀行事が始まり、5日は英東部サンドリンガムにある女王の邸宅に地元グループなどが招かれた。盛大な祝賀行事は6月上旬に予定されている。
女王は1952年2月6日、父ジョージ6世の死去に伴い即位した。「プラチナ・ジュビリー」(即位70年)を迎える君主は英国で初めて。
サンドリンガムの邸宅には、53年に女王の戴冠を祝うため考案され、現在も親しまれている鶏肉料理「コロネーションチキン」の作成に関わったアンジェラ・ウッドさんらが招かれた。
英王室によると、女王はこのほか地元住民が作った祝いのケーキをカットしたり、音楽演奏を聴くなどして過ごした。
女王は90歳を超えてからも公務を続けているが、昨年10月に一晩入院し、医師に静養を勧められて以降、公の場にはほとんど姿を現していない。
*写真を差し替え再送します。