[ロンドン 24日 ロイター] - 欧州復興開発銀行(EBRD)は24日、紛争で荒廃したウクライナの企業や経済の再建を支援するため、2022─23年に最大30億ユーロを拠出すると発表した。
ロシアがウクライナに侵攻して以来、EBRDは10億ユーロ以上を拠出しており、23年末までにこの3倍を目指すとした。エネルギー・食料安全保障の維持、鉄道インフラの復旧、製薬業界の支援に資金を集中させる方針を示した。
電力網の緊急修理のための資金調達の拡大や、キーウ、リビウ、ドニプロの自治体への支援について協議中と声明で明らかにした。