[18日 ロイター] - ロシア外務省のリャプコフ次官は18日、新戦略兵器削減条約(新START)に基づく米国との二国間協議を今月末に控え、「戦略的安定」に関する米国とのさらなるハイレベル協議を拒まないと述べた。
二国間協議は11月29日から12月6日までの日程でエジプトの首都カイロで開かれる予定。
国営メディアによると、リャプコフ次官は「米国が関心を示せば、われわれは拒否しない」と述べた。
同時にウクライナ情勢については、米国と「話すことは何もない」とし、「交渉はおろか、対話もありえない」とした。
ロシア大統領府は、プーチン大統領とバイデン米大統領による首脳会談の可能性を否定。ぺスコフ報道官は「首脳会談は現時点で問題外」と述べた。