[1日 ロイター] - ウクライナ軍の報道官は30日、物資補給などの後方支援を弱体化させることがロシアに対する反攻計画の準備要素に含まれると指摘した。
29日にはロシアが実効支配するクリミア半島セバストポリの石油備蓄施設で火災が発生し、ラズボジャエフ市長は無人機(ドローン)による攻撃だと述べた。
ウクライナ軍司令部は施設への攻撃を直接認めなかったが、「火災」によって約4万トンの容量を持つ石油タンク10基が破壊されたと発表した。
ラズボジャエフ市長はウクライナを非難。その後、災害が発生する前に火は消し止められたと述べた。
ウクライナのメディアによると、同国南部軍司令部のナタリア・フメニウク報道官は30日、国営テレビに対し、この火災がロシア軍に大きな「不安」を与えていると指摘。
「敵の兵たんが損なわれているという事実──。これは誰もが見込んでいる広範で本格的な反攻の準備だ」と語った。
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