[19日 ロイター] - 米カリフォルニア州のニューサム知事が中国を来週訪問すると、知事の事務所が19日に明らかにした。気候対策の協力に関する協議、相互経済・観光の発展促進、文化交流推進が目的という。
訪問は1週間の予定で、香港、北京、上海のほか、江蘇省、広東省などに立ち寄る予定。
ニューサム氏は「カリフォルニア州と中国は気候危機解決の鍵を握っている。世界最大規模の経済同士である米中のパートナーシップは、われわれのコミュニティー内外に気候対策を促していく上で不可欠だ」と述べた。
気候問題で広東省と新たな覚書(MOU)に署名するほか、地域の指導者らと面会し、電気自動車(EV)と公共輸送機関への移行について話し合うという。
さらに北京では、気候関連協力の進展に向け複数のMOUに追加署名する予定。