[アンカラ 20日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は20日、パレスチナ自治区ガザに対する「ジェノサイド(大虐殺)に相当する攻撃」をやめるようイスラエルに改めて求めた。さらに世界各国にガザ危機の収束に向けた停戦に取り組むよう訴えた。
エルドアン大統領は短文投稿サイトのX(旧ツイッター)で「民間人への攻撃を決して拡大させないよう、またジェノサイドに相当する作戦を直ちに終了させるよう、イスラエルの指導者に改めて要求する」と述べた。
さらに、ガザ危機が「後戻りできない局面」に達する前に衝突を終わらせるようトルコ政府が取り組んでいるとも述べた。
また、トルコ大統領府によると、エルドアン大統領はこの日、エジプトのシシ大統領と電話会談し、紛争と「イスラエルによる民間人に対する人権侵害」について協議した。