Philip Pullella
[ローマ 1日 ロイター] - ローマ教皇フランシスコ(86)は1日、11月30日からアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催される第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)に出席すると表明した。ローマ教皇の出席は会議が始まった1995年以来初となる。
教皇はイタリア国営放送RAIのニュース番組TG1のインタビューで、12月1─3日にドバイを訪れると述べた。
会議では、教皇が掲げる環境保護の方針に基づき、このところ訴えている温暖化抑制への行動を強く呼びかける予定。
インタビューで「(温暖化)阻止はまだ間に合う。われわれと子孫の未来が危機にひんしている。いささかの責任が必要だ」と述べた。
教皇は先月、COP28で議長を務めるスルタン・ジャベル氏と面会している。