[22日 ロイター] - バイデン米大統領は22日、イスラム組織ハマスとイスラエルの4日間の停戦合意を巡り、イスラエルのネタニヤフ首相、カタールのタミム首長、エジプトのシシ大統領と電話会談した。ホワイトハウスが発表した。
ホワイトハウスによると、バイデン氏はネタニヤフ氏に対し、ヨルダン川西岸だけでなくレバノン国境沿いでも「平静を保つことの重要性」を強調した。
タミム・シシ両氏に対しては停戦合意につながった両国の調停に感謝の意を示した。
また、シシ氏に対しては、米国はパレスチナ人をパレスチナ自治区ガザやヨルダン川西岸から強制移住させたり、ガザを包囲したり、ガザの境界線を引き直したりすることは認めないとの意向を示した。
バイデン氏は感謝祭のため、マサチューセッツ州のリゾート地ナンタケット島で家族と共に休暇を過ごしている。