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モルディブ、インドに駐留兵撤退求める 大統領の意向で

発行済 2024-01-15 11:09
更新済 2024-01-15 11:18

Mohamed Junayd

[マレ 14日 ロイター] - モルディブはインドに対し、3月15日までに領内から軍を撤退させるよう求めたと、当局者が14日に明らかにした。アジア近隣諸国との緊張が一段と高まるとみられている。

モルディブ地域を巡ってはインドと中国が影響力強化を狙い競っているが、モルディブのムイズ大統領は昨年、「インド第一」政策の終結を掲げて当選した。

インドは、モルディブに提供した軍事機器関連と人道支援のためとして同国に80人余りの部隊を駐留させている。

ムイズ大統領は、外務省で行われた両国の上級代表団会合で、インド軍の撤退を提案。大統領府の政策担当当局者は記者団に、モルディブ側が大統領の意向として3月15日までにインド軍が撤退することを求めたとし、「この日程は、政府、特に大統領が具体的に提案したもので、協議が進行している」と述べた。

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