Rami Amichay
[ラーナナ(イスラエル) 15日 ロイター] - イスラエル中部のラーナナで15日、パレスチナ人2人が運転する自動車が暴走し、1人が死亡、12人が負傷する事件があった。警察は今回の事件をテロ攻撃と認識。容疑者2人を逮捕したと発表した。
警察によると、容疑者2人はヨルダン川西岸地区のヘブロンに住む同じ家族の出身で、イスラエルに不法入国した。警察署長は記者団に対し「2人は同時に異なる場所で、2台の車で一連の襲撃を行った」と述べた。
少なくとも1台の車は盗難車両という。地元テレビは負傷者の中に数人の子どもが含まれていると報じている。
事件はイスラエルとイスラム組織ハマスとの軍事衝突から3カ月が経過し、緊張が高まる中で発生。これまでのところ犯行声明は出されていない。