[ワシントン 16日 ロイター] - 米ABCニュースは16日、ニューハンプシャー州で18日に予定されていた大統領選の共和党候補者討論会について、参加者が少ないため取りやめたと発表した。
共和の候補指名争いで支持率トップのトランプ前大統領はこれまで討論会に参加していない。フロリダ州のデサンティス知事やヘイリー元国連大使など他候補は参加してきたが、ヘイリー氏は16日、今後の討論会についてトランプ氏が出席しない限り自分も参加を見送ると表明した。
ABCニュースの広報担当は、15日のアイオワ州党員集会の結果を受けて討論会を開催する予定だったが、開催できるかは「候補者次第」ということは分かっていたと説明した。
デサンティス氏は必要ならニューハンプシャーの討論会に単独で出席すると表明している。23日の同州予備選を前に21日夜にCNN主催の討論会も予定されているが、CNNはコメントの求めに応じていない。