John Irish
[パリ 16日 ロイター] - 米共和党の大統領候補指名争い初戦でトランプ前大統領が圧勝した翌日の16日、フランスのマクロン大統領は記者会見で、選挙で選ばれたリーダーを受け入れると語った。
15日のアイオワ州党員集会で、トランプ氏は過去最大の差を付けて勝利。計4つの刑事裁判を抱えながらも指名獲得への独走態勢を鮮明にした。
マクロン氏とトランプ氏は同時期に政権を担っていた4年間、浮き沈みの激しい関係にあった。マクロン氏は当初、トランプ氏を「友人」と呼んでいたが、その後は気候変動や税制、イランを巡る政策などで見解の相違が浮き彫りとなり、両者の間に摩擦が目立つようになった。