マイクロソフト社が、イーサリアム(ETH)関連技術スタートアップのトラッフル(Truffle)と提携して同社の構築したツールをマイクロソフトのクラウド・プラットフォームであるマイクロソフト・アジュール(Microsoft Azure)に統合すると発表した。
統合すれば、開発者はこのツールを利用してエンタープライズ向けのブロックチェーン・アプリケーションを構築・管理できるようになる。
トラッフルは、イーサリアムの技術開発に特化したコンセンシス(ConsenSys)社においてイーサリアムのブロックチェーン上でアプリケーションを開発する際の特殊スキルに対応するツール制作のための社内プロジェクトとして発足したが、フォーブスの報道によれば今年5月に正式に別会社として独立。
またトラッフルの事業拡大のためにコンセンシスは同社に300万ドルの資本を注入している。
トラッフルはまた、JPモルガンが新たに立ち上げる独自コインであるJPMコインに利用されるブロックチェーンであるQuorumとも統合されている。