[シカゴ 13日 ロイター] - 米デルタ航空が13日に発表した第1・四半期決算は、調整後1株損失が1.23ドルと、市場予想(1.27ドルの損失)ほど落ち込まなかった。旺盛な旅行需要を背景に今四半期は黒字化を見込み、株価は序盤の取引で4.5%上昇した。
燃料費は高騰しているものの、堅調な需要によって相殺していると指摘。第2・四半期に12─14%の調整後営業利益率と「力強い」フリーキャッシュフローを見込んだ。
エド・バスティアン最高経営責任者(CEO)は「現在の需要環境は過去最高水準にある」とし、「直近5週間の予約はデルタ航空史上、最も堅調な期間だった」と述べた。
第1・四半期の燃料費は前四半期比で33%増加。第2・四半期は15%増となる見込み。