[ブラジリア 19日 ロイター] - ブラジル中央銀行が19日発表した7月の経済活動指数は季節調整済み前月比で0.44%上昇した。ロイター調査のエコノミスト予想中央値は0.3%だった。
季節調整前の前年同月比では0.66%上昇、過去12カ月では3.12%上昇した。
スノ・リサーチのエコノミスト、ラファエル・ペレス氏は、数字では今年の景気が底堅さを強めていることが示され、その傾向はここ数カ月継続していると指摘。ただ、中央銀行による引き締め的な政策による影響が蓄積しているとし、年内により安定した状態になるとの見通しを示した。
中銀は先月、政策金利を0.5%引き下げて13.25%とし、約1年にわたる据え置きから緩和に転じた。20日の会合についても0.5%の追加利下げが予想されている。