💎 すべての市場で隠れている割安株をお示しします始めましょう

日経平均は3日続伸、900円超高 ハイテク株に買い戻し

発行済 2024-04-24 15:41
更新済 2024-04-24 15:45
© Reuters.  4月24日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比907円92銭高の3万8460円08銭と大幅に3日続伸して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2
JP225
-
SOX
-
8035
-
6857
-
9983
-
9984
-

Hiroko Hamada

[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比907円92銭高の3万8460円08銭と大幅に3日続伸して取引を終えた。前日の米ハイテク株高を好感し、寄与度の大きい半導体株などに買い戻しが入って指数を押し上げた。

この日は前営業日比319円高と堅調にスタートした。寄り付き後もハイテク株に押し上げられて上げ幅を拡大、後場にかけて一段と上昇し、高値引けとなった。前日の米国市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX)が上昇したほか、決算を発表したテスラやテキサス・インスツルメンツ株が時間外で買われ、投資家心理を支えた。

市場では「半導体株は米金利高を背景に調整が続いていたので、きょうは買い戻しが中心だろう」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。

決算など個別材料を手掛かりにした買いがみられたほか、自動車株や機械株もしっかりだった。

日経平均は4営業日ぶりに3万8000円台を回復したが、3万9000円に近付くと利益確定の売り圧力も強まる可能性を指摘する声も聞かれる。T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏は、「3万8000―3万9000円にかけてはそれなりに出来高があったので、戻り待ちの売りも出やすい」とみる。企業の決算シーズンを控えていることもあり、目先はレンジ相場が続くのではないかという。

TOPIXは1.67%高の2710.73ポイントで取引を終了。プライム市場指数は1.67%高の1395.22ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は4兆5513億8300万円だった。東証33業種では、精密機器、電気機器、輸送用機器など29業種が値上がり。電気・ガス、陸運、パルプ・紙など4業種は値下がりした。

© Reuters.  4月24日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比907円92銭高の3万8460円08銭と大幅に3日続伸して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

個別では、東京エレクトロンが7.1%高、アドバンテストが3.6%高、ソフトバンクグループ3.1%高となり、3銘柄で日経平均を326円ほど押し上げた。指数寄与度の大きいファーストリテイリングは2.1%高だった。一方、グループ企業のデータ改ざんが報じられたIHIは後場に急落し、5.7%安となった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.76%高の655.60ポイントと、反発した。きょうグロース市場に新規上場したレジルは公開価格を0.41%上回る1205円で初値を付け、1220円まで上昇。1140円で取引を終えた。

プライム市場の騰落数は、値上がり1195銘柄(72%)に対し、値下がりが402銘柄(24%)、変わらずが55銘柄(3%)だった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます