2018年3月4日のＦＸ為替相場予想

【明日の予想通貨ペア】（欧州時間まで）

ドル円 105.71 下落 （日足）↓
予想レンジ 105.00～106.30

【ＴＨＶ Ｖ４による分析】

日足ベースでファストトリックスが赤色に変わりました。
売りが続くと予想します。



ＴＨＶ Ｖ４の詳しい利用方法はこちらをご覧ください。


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【前日の概要】
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NYダウは-420ドル安、日経平均株価も-542円安の21181円と大幅続落しました。

ドル円は一時105.25円まで下落、クロス円も連れ安となっています。


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【前日の結果】
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・ダウ平均････24538.06(-70.92 -0.29%）
・日経平均････21110(-20 -0.10%）
・NY金先物････1323.40(+18.20 +1.39%）
・NY原油先物･･61.25(+0.26 +0.43%）


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【経済指標】
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★★★
08:30 (日) 1月失業率
前回：2.8％　予想：2.8％　結果：2.4％
★★★
08:30 (日) 1月有効求人倍率
前回：1.59　予想：1.60　結果：1.59
★★★
08:30 (日) 2月東京都区部消費者物価指数 (生鮮食品除く：前年比)
前回：+0.7％　予想：+0.8％　結果：+0.9％
★★★
16:00 (独)1月小売売上高指数 (前月比)
前回：-1.9％(-1.3％) 　予想：+0.9％　結果：-2.0％
★★★
18:30 (英) 2月建設業PMI
前回：50.2　予想：50.5　結果：51.4
★★★
19:00 (ユーロ圏) 1月生産者物価指数 (前年比)
前回：+2.2％　予想：+1.6％　結果：+1.5％
★★★★
24:00 (米) 2月ミシガン大消費者信頼感指数・確報
前回：99.9　予想：98.8　結果：99.7


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【明日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
▽弱気材料：NYダウの続落、要人発言
△強気材料：米利回りの上昇
◆ドル円は105.70円付近で推移
◆クロス円もやや買戻しが入る
◆米10年債利回りは2.868％へ反発
◆ドルストレートは小幅に買われる
◆円ショートが減少し円高が進む
◆ユーロとポンドはロングが増加
◆豪ドルはロングが減少
◆米国株はナスダックとS&Pが反発
◆欧州株は-1～2％の全面安
◆原油は61ドル台半ばへ反発
◆金は1320ドル台へ上昇
◆9時30分に豪1月住宅建設許可が発表
◆18時30分に英2月サービス業PMIが発表
◆19時に欧1月小売売上高が発表
◆24時に米2月ISM非製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は-51円安の21130円
☆買い一巡後は売りに押されると予想
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＜貿易関連の要人発言に注意＞
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先週末のNYダウは、-70ドル安と続落しました。

ナスダックやS&Pはプラスで引けているため、買戻しも見られます。

ドル円は、105.25円の安値を付けたあとは105.70円台へ反発、クロス円もやや買戻し優勢で引けています。

ただ、週末の間に貿易関連の要人発言が複数出ており、週明けのマーケットへの影響が出るかもしれません。

米10年債利回りは、2.868％といったん反発しました。

▼米10年債利回り



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＜直近の主な要人発言など＞
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3/2（金）
トランプ大統領
「鉄鋼25％、アルミ10％の輸入関税を課す」

黒田日銀総裁
「19年度ごろ出口を検討していること間違いない」
「直ちに出口を議論するのは適切ではない」


3/3（土）
トランプ大統領
「これは一括関税であり、例外はない」と明言

EUユンケル欧州委員長
「欧州の雇用を守るため、手段をとらねばならない」

ドイツメディア
「報復関税対象に、
米有名ジーンズ・ブランド「リーバイス」や
米バイク大手ハーレーダビットソンの製品、
米国産バーボン・ウイスキーが検討」

EU関係筋
「報復関税は、鉄鋼関連、他の工業品、農産品が
それぞれ3分の1ずつになるとみられる」


3/4（日）早朝2時
トランプ大統領のツイート
If the E.U. wants to further increase
their already massive tariffs
and barriers on U.S. companies doing
business there, we will simply apply
a Tax on their Cars which freely pour
into the U.S.

They make it impossible for
our cars (and more) to sell there.

Big trade imbalance!

EUが米国の企業に対して
さらに関税障壁を強めるつもりなら、
米国に無料で流入してくる
自動車に税金を掛けるだけだ。

彼らが私たちの車を（もっと）EUで
売ることを不可能にする。

大きな貿易不均衡だ！


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＜円ショートが減少し円高が進む＞
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IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少し円高が進みました。

まだ円ショートは積みあがっており、引き続き解消が続くようだと円高継続となります。

一方、ユーロとポンドはロングが増加、豪ドルはロングが減少しました。

米利回りや株式市場の動向に振り回される流れが続いており、しばらくはボラティリティの高い状態が続くでしょう。


▼IMM通貨先物ポジション

円


ユーロ


ポンド


豪ドル



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＜ドル円　オーダー状況＞
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108.00円 売り
107.60円 売り
107.00円 OP6日NYカット大きめ、7日NYカット非常に大きめ
106.50円 売り
106.20円 売り
105.50円 OP5日NYカット非常に大きめ、6日NYカット大きめ

105.50円 3/3　4:29現在（高値106.29円　-　安値105.25円）

105.00円 買い


日経平均先物は、時間外で-51円安の21130円と小幅に続落しました。

現物は200日移動平均線での攻防、時間外で一時20690円と下抜けしているため、売り圧力は強いです。

ドル円は、105円台を維持できるか注目。

いつものように、寄り付き前のレートをブログへ掲載します。


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【経済指標】
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★★★
09:30 (豪) 1月住宅建設許可 (前月比)
前回：-20.0％　予想：+5.0％
★★★
18:30 (英) 2月サービス業PMI
前回：53.0　予想：53.3
★★★
19:00 (ユーロ圏) 1月小売売上高 (前月比)
前回：-1.1％　予想：+0.3％
★★★★
24:00 (米) 2月ISM非製造業景況指数
前回：59.9　予想：58.7