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チャート分析:ポンドの三角持ち合いの先は上昇か?下落か?

発行済 2018-09-14 17:40
更新済 2020-09-02 15:05

ポンドは、イングランド銀行(英中央銀行)が 金融政策の発表を行った後であるが安定している。また、イングランド銀行は 8月のガイダンスは予定通りであると示した。将来の利上げは緩やかで限定的であろう。

メイ英首相のEU離脱計画に反対するロビー団体(ユーロピアン・リサーチ・グループ(ERG) )の懸念が退行し、ポンドの見通しは良くなってきた。Times紙によると、ERGはメイ英首相の退陣を求めていたが、公然たる反抗のための十分の人数を集めることができなかった。新人議員団のEU離脱推進派はERGと距離を起き、ERGはさらに反乱のための力を弱めていった。

Times紙は情報精度に対して評価は高くないが、もし報道が正しければ、メイ英首相のEU離脱(ブレクジット)合意に対する懸念は誇張されすぎということになる。

よって、ポンドはさらに上昇に向かうだろうか?

イギリスポンド/米ドル(GBP/USD)日足チャート

テクニカル的には、ポンドは4月中旬に高値をつけてから下落している。5月初旬より下降トレンドラインが確認できるが、下落は弱まっている。ポンド価格は8月15日につけた1.2662の安値から反発後アセンディングチャネルを形成し、下降トレンドラインの上抜けにチャレンジしている。

もしポンドは4ヶ月続いている下降トレンドラインを上抜けし終値を終えたら、下降トレンドを転換させる可能性がある。また、上抜けをしたら下降トレンドが形成されてから初めて50日の移動平均線より価格が上になる。

価格は6日持ち合いを続け三角持ち合い(ペナント)を形成している。中期的には、8月中旬の底以来、上昇基調のピーク&トロウ(山と谷)を形成している。

このペナントの上抜けは、同時に下降トレンドの上抜けである。これは中期の上昇トレンドが長期の下降トレンドに勝ったことを示す。次のポイントは、100日間の移動平均である1.32より下の水準だろう。

トレード戦略ーロングエントリー準備

慎重なトレーダーは、100日間の移動平均線より上の水準の終値を待ち、その後のリターンムーブ(戻り売り)は下降トレンドラインを下回らないことを確認しよう。

一般トレーダーは1.3100より上で終値を迎えるまで待とう。良いエントリーのためにリターンムーブを待ってもよい。

積極的なトレーダーはペナントを上抜けし、ストップロスをペナント上限にしてエントリーできるだろう。

トレード例

  • エントリー: 1.3200に到達した後のリターンムーブで1.3000の水準になったら。
  • 損切り: 1.2975
  • 損切り幅: 25 pips
  • 目標価格: 1.3200
  • 利確幅: 200 pips
  • リスクリワードレシオ: 1:4

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