40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

過小評価されている3つのタバコ銘柄

発行済 2019-04-11 16:39
更新済 2020-09-02 15:05

多くの投資家はすでにタバコ産業へ見切りをつけていると考えられる。喫煙率は減少し、社会的責任投資への関心がエスカレートしているためである。

しかし、このセクターから身を引くのは時期尚早である。電子タバコや大麻などの新たな成長機会が現れている。実際、ARCA Tobacco Indexは年初来40.8%高となっており、他のセクターをアウトパフォームしている。

Arca Tobacco Index vs S&P 500 2019

以下が今後上昇する可能性のある3つのタバコ銘柄である。

1.ピクサス・インターナショナル

ピクサス・インターナショナル(NYSE:PYX)は、国際的なたばこブランドで用いられている葉タバコの買付け、加工、保管、販売を行っている。同社は主にたばこの生葉の販売や加工費用によって収益を得ている。

2月、同社は産業用大麻業界へ参入し、カナダの非上場大麻企業を子会社化したことを発表した。同社が買収したのは、ライセンスを持つ大麻生産業者のCanada’s Island Garden社とライセンスの取得を目指す医療用大麻の製造・販売業者のGoldleaf Pharm社である。2月8日発表の同社のプレスリリースによると、Canada’s Island Garden社の75%、GoldLeaf Pharm社の80%の株式を保有している。

また同社はノースカロライナのCriticality社の株式40%を取得しており、2020年3月31日以降は50%まで出資比率を増やすことができる。Criticality社は産業用大麻からカンナビジオール(CBD)を取り出すことを目標にした州立プロジェクトである。

PYX 日足

ピクサスは時価総額が2億2700万ドルであり、2018年度の最初の3四半期を通して、12億ドルの売上高を記録している。また、昨日の終値は21.66ドルであり、同社は年初来で約82%高となっており

今後、さらに上昇する可能性があるとみている。同社は大麻業界やCBNにおける新たな成長機会が大いにある。

2. ターニング・ポイント・ブランズ

ターニング・ポイント・ブランズ(NYSE:TPB)は次世代のたばこや電子タバコの分野において業界のリーダーとなることを目指している。

アルトリアが株式35%保有するJuulがこの分野では主導的な地位にいるが、ポイント・ブランズも同様に魅力的な企業である。電子タバコやリキッドの好調な売り上げを受けて、第4四半期決算における売上高は28%高となっている。

昨年秋、同社はCanadian American Standard Hemp(CASH)社へ出資し、大麻をCBNのリキッドやカプセル、カートリッジ、スプレーへ加工している。「CASHとの提携はすでに配当に表れている」とポイント・ブランズ社CEOのLarry Wexler氏は第4四半期決算の記者会見の場で述べた。

「急速に拡大するCBNマーケットにおける売り上げを増やしていくために、新製品をローンチする」と同氏はつけ加えた。これらの製品はNu-Xというブランドで販売されている。

TPB 日足

同社株の10日の終値は43.62ドルとなっており、年初来約60%高である。1年間では104%高となっている。

同社は電子タバコ市場で主導的な地位を築くことができると我々は信じいてる。

3. アルトリア

アルトリア・グループ(NYSE:MO)はタバコ及び関連商品で世界最大手のメーカーであり、米国タバコ市場で40%を占めるマルボロを保有している。

しかし、米国での喫煙率は低下しており、2019年から2023年の間で年4、5%の減価償却を予定している。結果として、同社は中核事業であるタバコだけでなく、電子タバコや大麻、アルコールなど様々な分野へ事業を分散している。

12月、アルトリアはJuulの株式を35%取得し、売上高が2017年の2億ドルから10億ドルへと増加した。同社CEOのHoward Willard氏は、電子タバコの売上高が2023年までで年率15から20%成長すると予想している。

また、同社はマリファナ事業へ進出しており、カナダのクロノス・グループ(NASDAQ:CRON)へ18億ドル出資している。同社はクロノスの株式45%を保有しており、55%まで増やすことができる。さらに、アンハイザー・ブッシュ・インベブ(NYSE:BUD)の株式10%を保有している。

MO 日足

アルトリアの10日の終値は55.42ドル、年初来で12.21%高となっている。同社はタバコや電子タバコ、大麻などさらに多角化を進めていくと考えられるので、今後数か月でさらに株価は上昇するとみられている。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます