●相場解説
米雇用統計発表後に103.70付近まで反発する場面があったものの、
結局戻されて103円前半に。
前回のトレード解説では、104円の節目を割り込み
高値切り下げ型の三角持ち合いを下抜けましたので、
売り目線と解説致しましたが、状況に変化はありませんね。
引き続き、上値が重い環境となりやすいので、
売り目線で対応。
今後、反発局面では戻り売りを行っていく予定です。
【日足チャート】
ただし、米大統領選でバイデン氏が優勢となった時点から
相場は織り込むようにドル売りが進行していましたので、
今後は上げに転じる可能性も頭に入れておく必要があります。
また、現時点でトランプ米大統領は敗北宣言を行っておらず、
今後は郵便投票に関して法廷闘争を行う構えを示していますので、
情勢次第では巻き戻しのドル買いとなる場合もあるでしょう。
そのため、現時点では売り目線で対応致しますが、
報道や値動きに注意しながら買いに転じる事も頭に入れつつ
対応したいと考えています。
また、再び目立った値動きなどございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
14:00 [日本] 9月景気先行指数(CI)・速報値
16:00 [ドイツ] 9月貿易収支
16:00 [ドイツ] 9月経常収支
18:25 [ユーロ] ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
19:35 [イギリス] ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言