●相場解説
ドル円が持ち合いとなる中、
ポンドは買いが続いて上値を伸ばす展開に。
昨日の相場では一時139.77まで到達しましたが、
この上げによって、9月以降の持ち合いを上抜け。
また、フォーメーションと致しましても、
Wボトム形成から上抜けというパターンになりました。
さらに、テクニカル面におきましても、
価格が各移動平均線や先行スパンを上抜け好転してきましたので、
トレードは買い目線で注目。
下げた局面では押し目買いを行いたいと考えています。
【日足チャート】
ただし、明日は英GDPの発表を控えており、
内容次第でポンドの値動きに影響を与えやすいので注意が必要です。
また、米大統領選に関しましても、
7日にバイデン氏の当確をメディアが報道致しましたが、
不正な票が認められバイデン氏の当確が取り消されるなど
情報が交錯している状況。
少なくとも米大統領選挙はまだ終わっていませんので、
今後トランプ氏が逆転するなど、何か確定的な事が判明した場合は
一昨日のようにインパクトを伴った値動きが発生するかもしれません。
こればかりは、いつ起きるか誰にも分かりませんが、
「そういう動きがいつ起きてもおかしくない」と警戒しておく事はできますので、
引き続き、今後の値動きには十分ご注意下さい。
また、再び目立った変化などございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
[アメリカ] 休場
08:30 [オーストラリア] 11月ウエストパック消費者信頼感指数
08:50 [日本] 10月マネーストックM2
21:00 [アメリカ] MBA住宅ローン申請指数
22:00 [ユーロ] ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言