●相場解説
本日はポンドが上に窓を開けて取引開始。
昨日が交渉期限となっていた英国とEUの貿易交渉に関して
結論は出なかったものの"協議継続"で合意。
再び延長される事となり、
ひとまず合意なき離脱が避けられた安心感から
ポンド買いに反応していますね。
(しかし、次回期限の12/31まで合意できるか不透明)
今朝の相場で139円手前から取引開始となりましたが、
10時30分現在は戻されており窓埋めに向かっている状態。
138円前半まで下げてきました。
「開いた窓は埋まりやすい」というクセがあるものの、
埋まらずに一方通行となる場合もありますので、
過度な信用は禁物です。
また、11月末以降の価格の動きは、
高値を切り上げた後に安値を切り下げるなど、
トレンドがラッパ状に広がっています。
【4時間足チャート】
このような環境では、順張りも逆張りも振り回されやすく、
値が動くタイミングも発言などの報道が多いので、
仕掛けるには難しい環境でしょう。
また、日足でトレンドを確認しても、
11月に140円台を回復してから横ばいが続いていますので、
・対EUとの貿易交渉の結果(合意か決裂か)がはっきりする事
・方向感なく上下している持ち合いからトレンドが変化する事
以上2点が確認できるまで様子見の姿勢です。
【日足チャート】
なお、次回の貿易交渉期限は12/31となりますが、
仮に交渉がまとまらずに合意なき離脱となったとしても、
漁業権など隔たりの大きい問題は協議継続など、
様々なパターンが想定されます。
そのため、現時点でポンドの相場は一歩引いて動向を見守りつつ、
他通貨を優先的に注目していきたいと考えています。
また何か目立った動きがございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
13:30 [日本] 10月鉱工業生産・確報値
13:30 [日本] 10月第三次産業活動指数
13:30 [日本] 10月設備稼働率
16:00 [ドイツ] 11月卸売物価指数
19:00 [ユーロ] 10月鉱工業生産
本日はポンドが上に窓を開けて取引開始。
昨日が交渉期限となっていた英国とEUの貿易交渉に関して
結論は出なかったものの"協議継続"で合意。
再び延長される事となり、
ひとまず合意なき離脱が避けられた安心感から
ポンド買いに反応していますね。
(しかし、次回期限の12/31まで合意できるか不透明)
今朝の相場で139円手前から取引開始となりましたが、
10時30分現在は戻されており窓埋めに向かっている状態。
138円前半まで下げてきました。
「開いた窓は埋まりやすい」というクセがあるものの、
埋まらずに一方通行となる場合もありますので、
過度な信用は禁物です。
また、11月末以降の価格の動きは、
高値を切り上げた後に安値を切り下げるなど、
トレンドがラッパ状に広がっています。
【4時間足チャート】
このような環境では、順張りも逆張りも振り回されやすく、
値が動くタイミングも発言などの報道が多いので、
仕掛けるには難しい環境でしょう。
また、日足でトレンドを確認しても、
11月に140円台を回復してから横ばいが続いていますので、
・対EUとの貿易交渉の結果(合意か決裂か)がはっきりする事
・方向感なく上下している持ち合いからトレンドが変化する事
以上2点が確認できるまで様子見の姿勢です。
【日足チャート】
なお、次回の貿易交渉期限は12/31となりますが、
仮に交渉がまとまらずに合意なき離脱となったとしても、
漁業権など隔たりの大きい問題は協議継続など、
様々なパターンが想定されます。
そのため、現時点でポンドの相場は一歩引いて動向を見守りつつ、
他通貨を優先的に注目していきたいと考えています。
また何か目立った動きがございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
13:30 [日本] 10月鉱工業生産・確報値
13:30 [日本] 10月第三次産業活動指数
13:30 [日本] 10月設備稼働率
16:00 [ドイツ] 11月卸売物価指数
19:00 [ユーロ] 10月鉱工業生産